プラスティックフィルムのドラムヘッドは、フィルム素材の元来の性質から、縦横方向で伸び方が異なることが一般的にも知られています。LC シリーズでは、全方向でより均一な性質を持つ「アニールド・フィルム」を使用しております。
アニールド・フィルムは、樹脂が冷えて固まるときに残った残留応力バランスを熱処理によって低減することで、どの方向へも同様な伸び方をするため、より純粋な膜振動を得ることができます。
本皮のようなナチュラルな風合
PE-250C には、一般的なコーティングヘッドとは違った特殊な塗装処理「エキスパンド・コート」を施しました。
従来の粒子を塗布するコーティングと違い、自社開発塗料を使用し塗面を多孔状に仕上げるエキスパンド・コートは、硬いざらつき感はなく、ややウェットな質感は本皮の表面を思わせるナチュラルな風合が特徴です。
エキスパンド・コートのないPE-250T に比べると250C は、響きのコントロールされた落ち着いたサウンドになります。
#PE-250C_