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EVOLVED
SAKAE OSAKA HERITAGEから待望のシェルキット
SAKAE OSAKA HERITAGE初のシェルキットEvolvedは、これまでにリリースされたものを再度一から積み上げ、より現代音楽に馴染むようにブラッシュアップしています。
SAKAEのプロデューサーである辻俊作はEvolvedについてこう振り返っています。
「Almightyの完成までは困難も少なからずありましたが、良い製品が出来たと自信を持って言えます。
AlmightyはSAKAEのドラムキットの代名詞として多くの人に愛され、とてもリスペクトされている製品です。
このEvolvedには過去の偉大な製品を凌駕し、同時に新しい輝きを放ってほしいという願いが込められているのです。」
Almightyと同じく、新しいEvolvedキットはバランスの取れたサウンドと豊かな倍音を強調した、高品質のメープル材で作られています。
使用するのは同じメイプル材でありながら、1枚毎の木材の厚み、いかに重ねてシェルを形成するかを一から見直し、より洗練されたリッチで心地よいサウンドの提供が可能となりました。

■サウンドについて
サウンドの追求はSAKAEでの開発における基盤であり、特にEvolvedではその狙いが明確になっています。その設計過程では、音圧と音の指向性の向上を最も重要視しました。

これまでに、材質、厚み、深さ、パーツの形状など、何百通りもの組み合わせがテストされ、あるサウンドを実現するためにこれらのデータを使用します。
しかし出来上がったものを正確に評価するためには楽器への深い知識と長年の経験は勿論のこと、ライブ現場でのアンサンブルでの評価が必要不可欠なのです。

■クオリティー
EvolvedはAlmightyの全てを継承し、さらに洗練させました。
音の為に考え抜かれた多くの要素 -材の厚さ、プライ数、全てのパーツのデザイン- によって、EvolvedはこれまでよりもSAKAEらしい新しいサウンドのキットとして世に送り出されます。

SAKAE OSAKA HERITAGEのエンジニアは世界で活躍するドラマーと非常に綿密にリレーションしています。
試作、フィードバック、改善はSAKAEの開発プロセスにおける3つの柱です。
アーティストの提案、サウンドエンジニアの要望を統合するひと繋がりの流れは開発プロセスでとても重要視されています。
ライブ、スタジオレコーディングなどの現場において、幾度もテストされ、エンジニアはアンサンブルでの音の一体感やほかの楽器とのバランス、構成倍音、残響など、見落とされがちな重要な要素を評価することが出来ます。
これらすべてを組み合わせて、極めて正確に音をかたちづくっていくのです。

■シェル
- バスドラム (7プライ 7.2mm) …総厚を減らしながらも重ねる枚数を増やすことにより音圧を確保しています。
- フロアタム (7プライ 6.4mm) …太い低域を実現させるべく厚みを持たせました。
- タム (6プライ 5.6mm) … 音量を稼ぎクリアーに鳴らすため薄く仕上げています。
- ラグ(キック/タム/フロアタム)ラグを肉厚にすることで金属的な響きを排除し、振動(音)を伝達させることに特化しています。
- バスドラムスパー
バスドラムスパーの台座部をラバーマウントとすることにより、バスドラムの振動を増幅するとともに、その振動を床にも逃がしません。
これにより、どのようなフロア環境でも安定した低域を確保できます。
- タムホルダー/フロアタムマウント
「クレイドルマウントシステム」は、ゆりかごのように下方向からラバーを介して支えることで、振動を増幅する仕組みです。例えば、12”タムの深さが8”や7”であっても、深さ9”以上であるような十分な低域が得られます。

■ドラムヘッド
タム/フロアタム
打面：REMO クリア エンペラー
ボトム：REMO クリア アンバサダー

バスドラム
打面：REMO パワーストローク3・クリア
フロント：REMO パワーストローク3・エボニー

■外観・カラー
シェルのカラーはもちろん、曲面を多用したパーツの形状についても魅せることを念頭に、舞台でどう映えるかもテストされています。カラーは6色のバリエーションから選べます。

■セット内容
Evolved 4点シェルキット +タムスタンド付セット
バスドラム　22"×18”（タムホルダーベース無し）
フロアタム　16”×14”
タムタム　10”×7”＋12”×7”
タムスタンド(WTS-220D)付属

■別売り　SAKAE (サカエ) MAPLE SNARE スネアドラムは コチラ